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2006年5月27日 (土)

スペイン旅行記7―アンダルシアの旅2

ジブラルタルを見た後、ミハス(泊)→ロンダ→グラナダ(2泊)→コルドバ(泊)→セビーリャ(泊)と、アンダルシア地方の見所を旅する。

ミハスは白壁の村。ロバタクシー、世界最小の闘牛場、お洒落な店・・・。
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世界最小の闘牛場
(四角形である)


ロンダは、旧市街と新市街がグアダレビン川が刻んだ深い渓谷によって隔てられており、優に100mはある絶壁の上の白い街並みは素晴らしい景観を見せる。中でも18世紀に造られたヌエボ橋を渓谷の下から見上げるところは絶好の写真スポット。
ロンダのもうひとつの見所は1785年に建てられた最古の闘牛場です。5000人収容、縦幅66mはスペイン最長。スタンドの下にある闘牛に関わる博物館を見学。闘牛のやり方もここロンダで確立された。①カポーテ;闘牛士と雄牛の初対面。②ピカドール;目隠しした馬にまたがった闘牛士が長槍で牛の肩を突き、牛の頭を下げる。③バンデリジェーロ;更に2本の銛を差し込む。④マタドール;真っ赤な布に向かって牛を突き進ませ、さばき、最後の一撃で牛を倒す。
さすがスペイン、どの街へ行っても大小は別として闘牛場があります。
マドリッドでは希望者で闘牛を見に行く事になったが、私は降りることにしました。
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ロンダの遠景(絵葉書より)
左方に闘牛場も見える


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ヌエボ橋を渓谷から見る



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ロンダの闘牛場(絵葉書より)




グラナダと言えば「アルハンブラ宮殿」。これは唯一、西欧世界に造られた典型的なイスラム宮殿である。以下に平凡社世界大百科辞典の記載を引用した。

『イスラム宮殿建築の伝統を踏襲して,池や噴水を設けたパティオ(中庭)を中心に構成されている。すなわち,〈獅子のパティオ〉と〈ミルト(天人花)のパティオ〉が中心となり,その周囲に,公儀の間(玉座〈大使の間〉),居室(ハレム〈2姉妹の間〉)などが配置される。アルハンブラ宮殿の名を不朽にしたものの一つに,漆喰,タイル,大理石による繊細華麗な装飾がある。アラベスク,花文,アラビア文字が織りなす壁面装飾,万華鏡さながらにドーム内面を隙間なく埋めつくす精緻なムカルナス(鍾乳石飾り)の美しさは無類である。』

なお、アルハンブラ宮殿の外観はとても地味で、不細工ですらある。幻想的な美しさに満ち満ちた内部とは対照的である。一般民衆に関心を持たせないようにとの配慮だと、ガイドは説明するが?
それでも、内部の世界に感嘆した者としては、是非外観を記録しておきたくなるのです。自由時間にタクシーを飛ばし、サン・ニコラス展望台へ。行った甲斐があった。雪を被ったシェラネバダ山脈を背景に、歴史を超越して悠然と建つアルハンブラ宮殿の姿をカメラに収めることが出来ました。
グラナダでの昼食はエル・パラドール。ここは旧サン・フランシスコ女子修道院。メニューはイカの黒墨ライスがメインだったが、久しぶりの米がとても嬉しかった。

P1010098 宮殿の入り口。この小さな扉をくぐるとメスアールの間
幾何学模様が幻想世界へのプロローグ



P1010100 アラヤネス(天下花)の中庭
建物と池の長方形が見るものの心を引き締める
青い池に映る姿も計算の内。水の芸術。
賓客はここを通って大使の間へ導かれた

Photo_27 ライオンの中庭。中央に12のライオンの噴水。
124本のアーチ柱は椰子の木を表現している。
ここは王族のプライベート空間。周りの居室はハーレム。



Photo_28 ライオンの中庭の北側は二姉妹の間
天井の鍾乳石飾りの精緻な美しさは他に類を見ない



Photo_29 アルバイシン地区にある展望台から宮殿を見る
雪を被ったシェラネバダの山並みの気高さが
宮殿の外観の無骨さを救っている


P1010097 夏涼しく、水にも恵まれた立地条件からか、
宮殿の庭園は何処も花に埋もれていた

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