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2006年6月 1日 (木)

スペイン旅行記10―カスティーリャ地方他

ツアー終盤はマドリッドとその周辺の都市を周った。マドリッド西北部のカスティーリャ・イ・レオン地方ではアビラ、セゴビアを、またマドリッド東部・南部のカスティーリャ・ラ・マンチャ地方ではトレド、アランフェス、コンスェグラ、チンチョン等を観光した。
トレドは既に述べたので、それ以外で印象に残ったところを写真を2~3添えて簡単に紹介します。

セゴビア
今回のツアーで印象の強かった街の一つです。ポイントの一つは巨大なローマの水道橋。全長728m、最も高いところで28m。アーチ数167個。1世紀トラヤヌス帝時代の建設。一部は15世紀に修理されたが、1884年までオリジナルの姿でセゴビアの街に水を供給していた。現在はこの上に水道管が敷設されたが橋としてはそのまま利用されているとのこと。街のメイン・ストリートからも眺められ、人通りも多く、遊具などもあったりして、すっかり地元の人々の生活に溶け込んでいるようでした。
もうひとつのポイントは、スペインを統一したイサベル・ラ・カトリアの居城だったアルカサル。街の西北端の切り立った岩山の上にそびえるその姿はとても美しい。
イサベルはこの城を出てカスティーリア王国の女王となった。
ウォルト・ディズニーの白雪姫のモデルとなった城としても有名なのです。
なお、「セゴビアの旧市街とローマ水道 」は世界遺産。  

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お昼に、レストラン「コシナ・デ・セゴビア」にて、名物の「子豚の丸焼き」を食べた。
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コンスェグラ
ラ・マンチャ地方は言わずと知れたセルバンテスとドン・キホーテの縁の地です。奇しくもドン・キホーテの戯曲が生まれて400年に当たり(1605年)、セルバンテスが生まれたトレドの街中に400年記念イベントのポスターが貼ってあったのを思い出した。
ラ・マンチャ地方に風車が出現したのは1560~1570年ごろだとされる。目的は粉挽き。この時代にあっては科学技術の粋を集めたものだった。我々はコンスェグラの風車群を目指した。ここは8000人ぐらいの小さな町で、ブドウ畑の広がる平原にぽっこりと小山がそびえていて、その横長の山頂に沿って11機の風車と小さな城が並んでいる。山に登って真近に風車に対面するととても大きく、存在感がある。動いていないのが残念だ。山頂からの眺めは素晴らしく、何処までも続くカスティーリアの平原が見渡せる。はるか先、何10Kmあるだろうか、同じような小山があり、その上には風力発電の現代版風車が回っているのがうっすらと見える。面白い対比だ。
なお、コンスェグラはサフランの産地として有名で、秋にはサフラン祭りが開催されると言う。

Dscf0687_1 ラ・マンチャの男に巨人と思わせた巨大な風車
自動車と比べると大きさが分かる
斜めの棒は風車を風の方向に向けるための操作棒
山頂に11機並ぶ姿は壮観。随分遠くから見える。

Dscf0789 これはマドリッドのスペイン広場の写真です。
ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像を上から
見下ろしているのがセルバンテスの像
後ろのビルはEdificio Espana


アランフェス
マドリッドから小一時間北へ行ったところにあるアランフェスも世界遺産だ。
16世紀から18世紀に掛けて造られた王宮は、建物自体も素晴らしいが、とりわけ内部の部屋部屋の美しさは驚嘆すべきものがある。特に「磁器の間」は部屋全体に極彩色の磁器製の人物、動物、植物がちりばめられていて、見る者を美しさと、異様さで唖然とさせる。
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アビラ
アビラ旧市街も世界遺産であるから抜かすわけにはいかない。スペインで最も城壁が完全に残っている街。11世紀にイスラム教徒を追放したアルフォンソ6世が9年の歳月をかけて築造した。全長2.5Km 、幅3m、高さ12m。美しい円形の塔は90を数える。
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