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2006年6月11日 (日)

スペイン旅行記追記その2 チンチョン&総括

承知はしていたけれど、やはり気持ちがよくないので追記することにした。何のことかと言うと、今回周った観光スポットは、ほとんどが何らかの形で旅行記に触れることになったが、1箇所だけ洩れているのです。好きでないからという訳でもない、ただ勢いに任せていたらこうなったというだけである。そこで、これもとりこみパーフェクトにしよう。

チンチョン
11日目の午後、マドリッドの南東45Kmにあるこの小さな町を訪れた。小さいけれど、何処の町にも必ずあるマヨール広場もちゃんとある。あるどころか、これが実にユニークなのです。まるで西部劇のセットのように、広場を囲む家々にはバルコニーが付いていてこれがすべて連なっている。そして、バルコニーから見下ろす格好になる広場では年に数回闘牛が行なわれるのだそうだ。この日はたまたま日曜日で地元の人たちもバルコニーで寛いでいた。多分30度を超えていたろう、とても暑い日だったので、私もカフェでコーラを飲んで自由時間をゆったりと過ごした。

Dscf0730_1
チンチョンの街並みはマヨール広場を底として
すり鉢状に広がっている。
この広場で闘牛も行なわれる。


Dscf0729 チンチョン名物のアニス酒を売る店、雑貨などの土産を売る店、
カフェなどが軒を連ねている。
後方の建物は教区教会。



総括
ある方から、「今回の旅行は結局どうだったんだ、まとめとしての感想を聞きたい」と言われましたので、ここで改めて書いて見たいと思います。

1 建築も含めたスペインのアートに沢山触れる事が出来、その多様さと奥深さを再認識しました。建築ではイスラム様式とキリスト・ヨーロッパ系様式(ロマネスク、ゴシック等)の間での影響のし合い方がとても興味深かった。絵画では、スルバランやムリーリョの端正で敬虔な宗教画が今も教会内でその役割を果たしているのを見届けた。その一方、ピカソやダリのような20世紀を代表する画家の作品にも数多く会えた。特にピカソについて、私の既成概念を崩す発見があり、とても有意義だった。

2 スペインがイスラム教徒に席巻されていた時代があったことは承知していましたが、実際にスペインの各地を訪れてみて、その歴史の重みと今も残る痕跡の厚みが想像をはるかに上回ることを初めて知りました。スペインが大航海時代に版図を世界中に広げながら、国の充実に繋がらなかったのも、500年にもわたったレコンキスタ(イスラムからの国土回復戦争)の影響だとされているのもよく理解できるのでした。

ここまで書いて、ああそうだガウディも良かった!と思い直すのですが、あれもこれもでは焦点が呆けますね。ガウディはサグラダ・ファミリアのイメージが強すぎて実際に見る前は好きでなかったけれど、カサ・ミラなど他の作品に急に関心が湧いてきました。少しばかり文献等で勉強してみよう。そして次回のスペイン行きの楽しみに取っておこう。

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