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2006年12月25日 (月)

インド旅行の印象その13(アグラ城)

アグラは、デリーからヤムナー河沿いに200km下ったところにある、人口130万人の静かな地方都市である。歴史的にも紀元前3世紀から名前が知られていたが、16世紀半ばにムガル帝国第3代皇帝アクバルがここに首都を置き、以後1世紀足らずの間、帝国の中心として繁栄した。しかし、1938年にはシャー・ジャハーンが首都をデリーに移してしまった。

アグラ城は1565年に築かれた、ムガル帝国の象徴にふさわしい堂々たる城だった。それは、堀を渡り、城内への入り口、アマル・スィン門をくぐる時に実感する。
華やかな時代があったはずなのに、アグラ城は物悲しいイメージがつきまとう。それは、タージ・マハルを造ったシャー・ジャハーンが幽閉され、失意の裡に亡くなった場所だからであろう。
城からのヤムナー河を見渡す眺めはとても素晴らしい。2~3km先にやはりヤムナー河沿いに建つタージ・マハルは、この日は靄がかかり、うすぼんやりと空中に浮くように見えた。
ヤムナー河を見下ろす城壁内の回廊を進んで行くと、シャー・ジャハーンが1日中、タージを眺めていたという空中に突き出たような形になっているテラスに出た。その後ろには彼が幽閉されていた部屋があった。元王にふさわしい華麗な装飾に満ちた素敵な部屋だった。いずれも立ち入り禁止で外側から眺める。特別の場所だからでしょう、念入りな手入城内には、宮殿のいろいろな建物があり、特に印象の残ったのは、謁見の間が面する中庭のモダンなデザインでした。

00330035_1堂々とした門構えのアグラ城。アマル・スィン門(南門)より城内へ。左は内側から門を見る。 



00400041 城壁に取り付けられた回廊を行く。
ヤムナー河の湾曲部のはるか向こうにタージ・マハルがかすかに見える。右はシャー・ジャハーンが毎日、タージ
を見ていたテラスを写す。

F1003 城壁と一体となった回廊。
眺めが素晴らしい。



00510050 シャー・ジャハーンの 居室(ムサンマン・ブルジュ=囚われの塔)。装飾が美しい。噴水がトルコ絨毯のように見えるデザインが面白い。


00530057左は謁見の間がある建物が面する中庭。これもデザインの妙。
右は謁見の間の続きの建物。


0036美しい芝生が宮殿の建物を引き立てていた。




S_26
アグラ城を訪れていたインド人の子供連れ。

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