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2007年1月23日 (火)

写真が面白くなってきた...RAWモードを使おう!

デジタル一眼レフカメラ(ニコンD80)を使い出してから4ヶ月目になる。ようやく操作方法が分かってきた段階である。
以前は何でもオートで撮っていたが、最近は、「絞り優先」にして被写界深度(ピントの合う範囲)を考えながら絞り値を決める撮り方が基本になって来た。
また、被写体により露出補正も行なうようになった。ニコンD80は普通に撮ると、露出オーバー気味になることが多いことが分かってきたから、アンダー補正して階調豊かな表現を目指したりする。測光方式も画面全体で露出を決める「マルチパターン測光」から、メインの被写体にピンポイントで露出を合わせることができる「中央重点測光」にしてみたり...

さらについ最近になって、RAWモード記録方式を利用することも始めた。面倒くさいと思っていたが、どっちみちパソコンで調整するのだからこの方が良いわけです。
通常のJPEGで記録する場合は、撮像素子が捉えた光の信号を、カメラの中で、勝手に色彩のデータ(RGB)に変換し、かつ調整加工して適当な映像にして(この過程は現像処理という)、圧縮して(JPEGで)記録する。したがって、勝手に作られた映像を、レタッチ・ソフトで事後に修正しようとしても元データは既に失われているのだから、誤魔化し程度である。
これに対して、RAWモードでは文字通りカメラの撮像素子が捉えた生データをそのまま記録する。そして、このデータをパソコンに移して、自分で現像ソフトを使って調整しながら映像を作る(現像する)ことになり、自由度が高いのである。
現像ソフトとしては、ニコンのCapture NXを使っているが、カメラが持っている全てのパラメータが現像時点で変更できる。極端に言えば、撮影時はフレーミングとシャッター・チャンスのみに専念し、現像時に絵作りをすればいいのだ。

しかし、ここからが問題だ。しからばどういう仕上がりを目指せばいいのか?裸眼で見た記憶どおりを目指すのがよいのか、それとも被写体に何かメッセージを託すならそれに合った仕上がりを目指すのか?そうか、それが作品作りというものなんだな。
銀塩写真(フィルム)の場合もプロは暗室で同じことをやるのだろう。しかし、デジタルの方が圧倒的に可変であり、有利ということが言えそうだ。

勿論、写真の作品としての価値の大部分は被写体を選び、カメラの枠に捉える瞬間で決まるのだけれど、現像処理の過程で価値を高める、場合によっては価値を創出することも出来そうだ。

ところで、写真展などの応募条件では、デジタルの制約はどうなっているのだろうか?あまり制限は無いように思われるがそれでいいのだろうか?
詰まらぬことを心配しているのかも知れない。

RAWモードを使うようになって、写真の作品とは何かを、より真面目に考えるようになったし、「写真」が面白くなってきた。
それにしても、何かを写さねば何も始まらない。寒いけれど、明日も出かけようか!

(参考)
RAWモードについての技術的な解説は次のホームページに詳しく、かつ分かり易く載っています。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0412/16/news048.html

S_28 作品には程遠いが、数日前に名古屋の堀川で撮ったものを2点。
脇の公園の方に居たら突然、船のエンジン音が聞こえたので走って行ってともかく4枚ほど撮ったうちの1枚。現像で色彩を濃くした。


Finals カモメかウミネコか分かりませんが、とても可愛かったので写してみた。バックの水の色がこんなに綺麗だったとは、現像処理するまで気がつかなかった。

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