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2007年5月14日 (月)

イラン旅行の印象その7 シェイフ・サフィーアッディーン廟(アルダビール)

6日目、4810mのサバラーン山を見ながらアルダビールに入った。ここには、とても美しいイスラーム建築「シェイフ・サフィーアッディーン廟」があるのだ。
シェイフ・サフィーアッディーンはサファビー神秘主義教団の開祖であり、彼の子孫であるシャー・イスマイール(1世)がサファヴィー朝を開き、シーア派を宣言、国教とした。サフィーアッディーンは1393年に亡くなって、息子がこの墓を作った。
先ず外観が素晴らしい。とりわけ眼を引く、個性的な青いタイルのモザイクで飾られた円筒形のドームがサフィーアッディーンの廟である。このドームは1.5mの高さの8角形の石の基礎台の上に設置され、周囲22m高さ17.5mの規模である。この中には象牙細工の木彫りの棺が安置されていて、実際にはその地下にアッディーンは葬られている。なお、子孫のイスマイールほかも一緒に葬られているようだ。
この廟に連接したホールにはチニハネと呼ばれる陶器博物館が設けられている。ホールおよびチニハネは、天井ドームから壁面にかけて金色に燦然と輝く立体的かつ繊細な装飾がなされているし、床には素晴らしいペルシャ絨毯が敷かれていて、圧倒される。
チニハネの絨毯は24人が毎日織って7年間かかったものだそうだ。
陶器はアッバース1世が中国皇帝から贈られたもので、大部分はロシア(一部はエルミタージュにある)に流出してしまったと説明があった。
内部は照明が暗く、ノンフラッシュだから撮影がとても難しかった。ASA感度を800にして壁に体を密着させて撮ったが、ぶれて使い物にならないものが多かった。それでも撮影させてくれるだけありがたい。
(「地球の歩き方」では「Safi-od-dinサフィーオッディーン」となっているが、正確にはSafi-al-dinサフィーアッディーンである)

S_60S_61 シェイフ・サフィーアッディーン廟外観。



S_62S_63 左がアッディーン廟。何とも表現のしがたい美しさ。






S_64S_67左はエンタランスホールから廟の方(奥の暗い部分)を見る。構造が良く分からないが、全部繋がっているようだ。
右は廟の部分に安置されている棺。




S_65S_66エンタランスホールから左側には陶器博物館チニハネが連なっている。
この絨毯が凄い。






S_68廟の見学を終えてバスの駐車場へ行く途中、学校から出てきたのだろうか、少年たちが大勢居て、我々を日本人と認めて一生懸命しゃべりかけて来る。

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