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2007年6月27日 (水)

オランダ・デンマークを旅して その6

今回、写真は約900枚撮った。これは旅行目的からすると、少ないと言うべきでしょう。
事前のミーティングで、先生からフィルムは50本は持って行くように、との注意があった。帰国後、先生は「30本(36×30=1080枚)しか撮らなかった、もっと撮るべきだった、後悔している」と、おっしゃっていた。他のメンバーはかなり撮っていたようだが?
そういうわけで、写真はまだまだあるけれど、質の保証が出来ないから、もうそろそろやめておいた方が無難と思われます。それでも、もうちょっと...

《アルクマールのチーズ市》
ザーンセ・スカンスの風車群を見た後、オランダ西部の古い商業都市アルクマールへ向かった。チーズの競り(せり)市で有名なところである。競り市が行なわれるのは毎週金曜日で、ツアー日程もそれに合わせてある。到着した10時ごろには既に市は始まっていて、観光客が大勢、聖堂前の競り市会場を取り囲んでいた。歴史は古いが、今では観光のためのショー的要素が大きくなっているようだった。
下写真の左から、①倉庫からチーズを運び出す、②広場の真ん中で2グループほど、仲買人たちによる競りが行なわれる、③買い手がついたものは出荷される...という手順のようだ。チーズを運ぶおじさんたちの振る舞いがユーモラス。
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《リーベの夜警》
リーベ観光局の案内冊子によると、1902年に近代的な警察が出来るまで、街の平和と秩序を守り、火事と嵐による水害を監視するため、過去ずっと、ナイト・ウオッチマンによる街の周回が行なわれて来た。それは毎日、夜22時から翌朝5時までで、ウオッチマン・ソングと呼ばれる特別な詩句を口ずさみながら行なわれたという。永らく途絶えていたが、1932年に観光振興の一環として復活し、今日に至っている。
スタート直後の10時過ぎ頃はまだ、昼のように明るかったが、10時半過ぎには夜らしくなってきた。この日、ウオッチマンに従って、小一時間街を周った観光客は50人ぐらい。要所要所で立ち止り、ウオッチマンが伝統の詩句を朗々と唱えた。
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《船、舟、ふね・・・》
今回のツアーは水辺の風景を撮るという触れ込み立ったこともあり、舟を沢山撮った。①チーズ市の広場の傍らに小さな運河があり、観光客と思われる母と息子が仲良くカヌーを漕いでいた。②カヌーのオジサンがアヒルを追いまくって遊んでいる。③ロスキレ港のヨットだまり。④アムステルダムの運河で見かけた鉢植え船。⑤交差する魚網にアートを感じたが?
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《馬、牛、羊...》
①②動物を撮ることにあまり興味が無かったのだが、先生の指示でバスを臨時停車させ、牧場の馬を撮った。随分人馴れした馬たちで、我々の方によって来たのでクローズアップが撮れた。ダルメシアンのような模様の馬も居た。挨拶代わりにそっと鼻面を撫でてやる。  ③ハンブルグのホテルは郊外に位置し周りは全くの田舎。夕食の後の散歩で農家の牛を見つけた。夕日を受けて牛の輪郭が美しく輝いていた。  ④ザーンセ・スカンスの風車の傍らの囲いに居た羊たちが突然1箇所に集合。多分ご飯の時間?
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これくらいにして、最後に今回の撮影旅行の反省を。
1 技術の未熟さを痛感した。ベスト・ショットと思うものほど、ブレでクリアな写真が撮れていない。また、パン・フォーカス(近くも遠くも全てクリアに撮る)にこだわり過ぎた嫌いがある。それから写真は撮れているからいいようなものの、写真データを調べてみると、かなりちぐはぐなものもあった。
2 被写体については、「変わったものがないか」を追い求めすぎ、オランダ、デンマークらしい雰囲気の出た写真が少ない。ベテラン達の写真を一部見せてもらったが、何と言う事も無い被写体からも、オランダ/デンマークらしさが醸しだされているし、特に女性のメンバーの写真には情感豊かなものが多くあり、とても感心した次第です。

そうなのだ、もっともっと撮るべきだった。ごく普通の光景、どこにでもある被写体にこそ、その国の、その土地の本質があるはずだから。

今回のツアー関係はこれでひとまずお終いです。

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