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2007年6月16日 (土)

オランダ・デンマークを旅して

写真撮影のためのツアーに参加したのは初めてである。写真教室の先生を担いだ企画だったので気楽に参加したが、ちょっと問題があったかもしれない。
というのは、参加者は私以外は全て写真暦10年、20年の超ベテランで、しかもいずれの方も、写真コンテストに何度も入選されているようだった。また、既に腕前が認められて先生になっている人も何人か居た。したがって、実績の全くない、駆け出しの私としては最初は大いに気後れした。
しかし、撮影に入ると、そんなことは忘れて没頭せざるを得ないし、また、面白くて、楽しくてしょうがなかった。メンバーの方たちからも暖かく付き合って頂き、いろいろ教えていただいた。
めくら蛇に怖じず...今から思えばよくこんなツアーに参加したものだ、と冷や汗が出ます。結果として、写真の成果は別として、写真を撮る姿勢について大いに得るところがありました。

このツアーの募集要項には、オランダの風車やデンマークの静かなフィヨルドの漁港を撮る、というようになっていたが、実際は無差別・無制限、自分の感性によって何でも撮ればよいのだ。
事前の説明の際、先生から、3脚は絶対に持って行かないこと、という注意がありました。自由な構図、アイデアが3脚に縛られて妨げられないように、ということなのです。言い換えれば、スナップ指向ということでもあります。これは私の性分にも合うと思っています。
旅行中、先生からもうひとつ注意があったのは、「とにかく数多くシャッターを切ること、良い作品が生まれるチャンスはシャッターの数に比例する」ということでした。これは、初心者には意外に難しい。何を写すかに迷うし、ファインダーを覗いてもシャッターを切る決心がつかないことが多い。ベテランを見ていると、全く迷い無く、次々とシャッターを切っていました。ここらが駆け出しとの大きな差異ですね。
スナップの対象はありとあらゆるものだが、やはりもっとも魅力あるのが人間だ。しかし、人を撮るのはとても勇気が居る。遠くから望遠で撮ってもなかなか迫力のある写真にならないから、出来るだけ肉薄し、かつカメラを意識させないようにしなければならない。このあたりも、ベテランはとても上手だ。
時には肩擦れ合うくらいの距離を通りすがり、小脇に抱えたカメラを覗きもせずシャッターを切る...居合い抜きの術、とある人は言った。
私もかなり、スナップで人を撮ったが、手ブレでクリアな写真が撮れていないことが多い。まだまだですね。

作品としての価値は無視して、少しばかり、写真を載せておきましょう。

先ず、オランダの風車。場所はアムステルダム郊外、ザーンセ・スカンスののどかな平原。風車だけでは作品にはなかなかなりにくい。この日は空の色も良くなかった。
0166s0139s 
この辺りには5基の風車が並んでいて壮観だ。
右写真の手前に散らばっているのは麦わらの入った袋。





もう一枚。人物のスナップ。これは、ハンブルグ(ドイツ)の市庁舎前の広場で撮ったもの。とても美しい絵柄を纏った小馬像に、これも美しい衣装の幼い女の子が無心に戯れていたので、思わずシャッターを切った。お母さんは車椅子だったことに、それから気がつく。心に重いものが残った。
0005s

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