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2007年8月27日 (月)

シルクロード...「道のある風景」を撮りたい

6月に実施されたオランダ・デンマーク撮影旅行の写真展が再度行われることになり、その打ち合わせに写真サロンに顔を出したところ、たまたま全日写連シルクロード撮影隊の写真展が行われていた(関連記事参照)。天山山脈にまで足を踏み入れて撮影されたシルクロードの風景、その地域に住む人々の生活などの写真は大変見応えがあった。

この写真展を見ているうちに、私が4月に訪れたイラン北西部の「美しくも荒涼とした風景」を思い出しました。
当然、イラン(昔のペルシャ)もシルクロードの経過地域であるわけですが、どういう訳かそのことを意識しないでツアーに参加したのでした。そして現地でこのルートはシルクロードですよと言われた時、ハッと気づくと同時に何ともいえない感激の波が押し寄せてきたことを思い出します。
もちろん、中央アジアとイランでは住んでいる民族は違うし文化風土も異なるけれど、私の心に出来上がっていたシルクロードの風景がそこにはあったのです。
イラン旅行記(5月6日)でも書きましたが、私たちのイラン人ガイドは自分でもツアーを企画実施していて、北京~イスタンブール48日間のシルクロードツアーをやったところ、お客さんは全行程を通じて、このイラン北西部の景色がもっとも美しいという評価だった、と話していたことを思い出しました。
残念なことにバスの車窓からではうまくとらえることが出来なかったのですが、たとえば次のような写真があります。
S0069_2
イラン北西部の景観。シルクロードの一部である。



荒涼とした台地を道路がどこまでもうねって行く、あの光景はとても素晴らしかった。この写真で、もし道路が写っていなかったら、詰まらないものになってしまうでしょう。
そうだ!「道のある風景」を撮影テーマに据えるのもいいかも知れない...シルクロード撮影隊の写真を見ながらそんなことを考えていました。
そしてその帰りに書店でチェックしたら、そのものずばりの写真集がすぐに見つかった。
ベルンハルト M.シュミッド氏の「道のむこう」「道のつづき」「道のかなた」の3部作です。かなり人気があるようで版を重ねている。素晴らしく美しい写真集だ。風景の美しさと共に、主役の「道」が存在を強烈に主張している。
『私の夢にはいつも、開けた道が出てくる。写真を撮る瞬間、私は道そのものよりむしろ、新しい場所や、風景、都市の景観、これから出会う人々や友人、未知への冒険の気配を感じている』と、シュミッド氏は言っている。氏は日本在住だが、世界中をまわってこれらの「道」の写真を撮った。
Photo
ベルンハルト M.シュミッド 写真集「道のむこう」



とてもシュミッド氏のような写真は撮れないけれど、私も「道のある風景」をテーマの一つにしてみようと不遜にも考えています。

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