京都を歩く(Ⅳ)...不可思議な雰囲気を持つ〝祇園閣〟 VS絵葉書的な〝八坂の塔〟、ついでに清水寺
建築ウオッチングの観点から、今回是非に見たいと思っていたもののひとつに〝祇園閣〟があった。
祇園の東、何度も行った八坂の塔のすぐ近くなのだが、これまでその存在にあまり意識はなかった。通常は非公開のせいもある。
大雲院という寺の一角にこの建物はある。ガイド書によると、大倉財閥の祖、喜八郎が1928年に別邸として建てた「真葛荘」の一部だが、喜八郎の普請道楽の極めつけと言われるほど奇妙なデザイン...祇園祭の山鉾をイメージした...が採用されている(設計は伊藤忠太)。これを相続した喜七郎は気味悪がって足を踏み入れなかったというエピソードが残っているという。
すぐ近くの、伝統的で眼に馴染んだ〝八坂の塔〟との対比がとても面白い。
〝祇園閣〟遠景。
全体が不可思議な形態だが、尖塔上の鳥の飾りがさらにそれを増幅している。
間近で撮った〝祇園閣〟。3階建てのようだ。
大雲院の境内から。
対照的な〝八坂の塔〟
絵葉書的美しさ。

八坂の塔の前の路地(八坂通)は観光客で大賑わい。
清水坂はさらに人が多い。〝変身舞子〟に何回か会う。ホンモノはこんな時間にこんな所を歩いているはずがない。
清水寺へ。舞台の上はやはり人が多い。たまたま、ご本尊(観音菩薩像)のご開帳をやっていた。 これは、西国33カ所霊場の全てを3年がかりで順次ご開帳している、その一環でした。ありがたいことです。
御利益ありますように。

清水寺の地元社は縁結びの神。若い女性達でいっぱいだった。
清水の舞台の下、足場部分にはたくさんの彼岸花がありました。この時期に行かねば気がつくこともない。ラッキー!
普通なら殺風景になりがちなこんな路地でも、京都はひと味違う!
まったく異質の写真ですが、祇園で撮った(別の日)のでここに載せておきましょう。
...続く...
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