« 中央アジアを旅する(1)...カザフスタンの遊牧民は今? | トップページ | 中央アジアを旅する(3)...カザフスタンの世界遺産を見る(ホッジャ・アフメッド・ヤサウィー廟ほか) »

2010年5月30日 (日)

中央アジアを旅する(2)...カザフスタンの世界遺産を見る(タムガリ・タスの岩絵など)

直前になってキルギスへ行けなくなって、代わりにカザフスタンの滞在が長くなった。それでも、広いカザフスタン(面積は日本の7倍)の南辺を少しばかりなぞっただっけだった。だから、カザフスタンはどんなところか、印象を語るのは問題かも知れない。
前回、緑に埋め尽くされた大草原の写真をたくさん紹介したが、これも7月になれば、大半の草は枯れて黄色の大地に変わるらしい。
それでも、撮った写真は、その瞬間は真実であったはずだ。以下、あまり予見を加えずに紹介することにする。
カザフの観光ポイントは、「アルマトイ市内」 『タムガリ・タスの岩絵』 「タラスの古戦場」 「アイシャ・ヒビ廟」 『ホッジャ・ヤサウィー廟』 だった。(『』は世界遺産)

《アルマトイ》
アルマトイはカザフスタンの東南端に位置するが、ソ連邦時代から1997年まで首都だった。碁盤目に整備されていて近代的な都市に見える。ここでは、国立博物館、バザール、パンフィロフ戦士公園などを見る。バザールは期待していたが、屋内の整然としたところで、撮影も禁止されていて詰まらなかった。
S_2
ホテルのすぐ前が「28人のパンフィロフ戦士公園」だった。



S_3S公園内に「ゼンコフ正教会」と言う名のロシア正教会がある。昼間には小学生などが大勢訪れていた。

 



S_4P5070491s左は無名戦士の墓。火は永遠に途絶えないのだという。
朝の散歩で気がついたのだが、目立たないところに戦車が。撮影して良かったのか?

《世界遺産タムガリ・タスの岩絵》
アルマトイの北西180kmのところに古代の岩絵が残っている。現場は平地からゆるやかな丘に繋がっていく地点で、ちょっとした渓谷沿いに、古い物は3000年以上前の人々が描いた、動物の絵が多数、見られる。
S_5S_6
バスを降りる地点は平原の真っ直中。ここから緩やかな丘に登っていく。ちょっとした遠足気分!


S_7S_9 これが岩絵。




S_8 Dsc_9937
   



S_10S_11正直言って、岩絵はそんなに面白くはない。むしろ、このあたりの風景は素晴らしく、野花も多数。名が分からないのが残念。


S_12




《タラスの古戦場》
関ヶ原や桶狭間の古戦場などと同じく、古戦場の現場には何かがある訳ではなく、ここら辺でその有名な戦いが行われたと、想像してみるしかない。
751年の〝タラス川の戦い〟は、唐軍の大敗に終わり、その後、中央アジアがイスラムの勢力下におかれることになった端緒となったこと、また、唐軍の捕虜によって西側に製紙法が伝わった、と言う歴史的意義が強調される。
現場に立つと、ただただ美しい風景を眺めるだけだった...
S_13S_14
タラズの宿は、官庁街の一角だった。中央広場を取り巻く建物にはすべて淡い色彩が施され、一風変わった感じがした。

S_15S_16広場に続くメイン道路を覗くと、見事なポプラ並木が続いていた。
広場のシンボルの銅像。字が読めぬので誰かは分からぬ。

S_17この日は戦勝記念日でパレードが行われるらしく、準備が進められていた。これは地元の人々のようで、朝早くから特別席に座って待機している。


S_18S_19 タラス川とタラズ(街の名の方は濁る)の街を見下ろす丘に登る。



S_20S_21眼下に流れるタラス川...




S_22遠くに火力発電所が見えた。タラス川の水を冷却に使っているらしい。燃料は何だろう?多分石炭ではなかろう。

S_23ついでにインフラのひとつ、鉄道。今回列車はほとんど撮れず。
(タラズの街にはいる手前で)


...カザフスタン続く...

|

« 中央アジアを旅する(1)...カザフスタンの遊牧民は今? | トップページ | 中央アジアを旅する(3)...カザフスタンの世界遺産を見る(ホッジャ・アフメッド・ヤサウィー廟ほか) »

コメント

憧れのカザフ・ウズベク・トルクメニスタン⇒サマルカンド。入国制限で、惜しいかなキルギス。落胆の体想像し、共鳴します。やはり平和が戻らないと、旅行者も辛い。私も『シルクロード病患者』です。来る日も、タクラマカンの砂漠の中で、キャラバンとともに彷徨する夢に、うなされております。
拝復。

投稿: 杉浦 一幸 | 2013年2月25日 (月) 07時30分

今夏、カザフスタン旅行を計画している者です。情報を調べている中で、貴殿のサイトを知りました。

タラズでは、川を望む丘に行きたいのですが、街中からどのようにして行くのか教えていただければ幸いです。

お時間のある時で良いので、メールをいただければと思います。よろしくお願いします。

投稿: mtake | 2013年7月 9日 (火) 09時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172334/48493525

この記事へのトラックバック一覧です: 中央アジアを旅する(2)...カザフスタンの世界遺産を見る(タムガリ・タスの岩絵など):

« 中央アジアを旅する(1)...カザフスタンの遊牧民は今? | トップページ | 中央アジアを旅する(3)...カザフスタンの世界遺産を見る(ホッジャ・アフメッド・ヤサウィー廟ほか) »