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2011年9月24日 (土)

ルリタテハやアサギマダラを撮った...この夏いろいろな蝶に出遭う

この夏、身近に居る蝶を積極的に撮ってみた。先ず我が家、そして公園、田んぼ...結構、何処にでも居るものだと言うことが分かった。しかし、撮るのはなかなか難しい。とにかくどこかに留まってくれないと...
蝶についてはまったく無知で、名前も分からぬし、習性も知らない。遭遇したら写すというだけだが、1ヶ月ほどで10数種を撮った。カラスアゲハはしょっちゅう見かけるが、どうしても撮影できていない一方、今まで見たことがない蝶が簡単に撮れてしまうこともあった。
9月15日にある公園を歩いていると、路の真ん中に黒っぽい妙な蝶を見つける。近づくと素早く逃げるが、しばらく待っているとまた元の位置に戻ってくる。3度目に戻ったときにうまく撮影できた。全体が薄青がかった黒い翅の先端部分に美しい空色の斑点が並ぶ...毒々しいほどの色合いに興奮を覚える。
家に帰って「フィールド蝶図鑑」で調べると、〝ルリタテハ〟であることが分かった。日本全国に分布しているが、数はそんなに多くないらしい。成虫は花には来ず、樹液や腐熟果を好み、幼虫はホトトギスなどを食べるという。(ネットに、ルリタテハの幼虫が自宅のホトトギスを食べて孵化するまでを記録した報告があった→こちら

〈9月27日、別の公園で、見慣れぬ大型のチョウがふわりふわりと優雅に飛んでいるのに遭遇。見た瞬間、アサギマダラでは無いかと思った。是非、このチョウを見たいと思っていたので、祈るような気持ちで後を追うこと数分、花に留まったところをかろうじて撮ることができた。
日本の〝国蝶〟はオオムラサキだが、これを選定するときの候補にもなったと、Wikipediaにある。その半透明の浅葱色(青緑色の古名)の模様がとても美しく、さもありなんと思った。・・・この部分追記〉

小さな蝶にも面白いものがあることも発見だった。ジャノメチョウの仲間は一見地味な色彩だが翅に大きな目玉の模様が付いている。それが種類によって目玉模様のパターンが異なるのが楽しい。ジャノメチョウ類は日本だけでも26種類、世界では2500種もあるという。いったいどんなパターンがあるのか?

蝶を追っかけるのはなかなか楽しいものだ。蝶の動き方や習性が少しずつ分かってくるにつれ、親しみもわいてくる。今しばらく続けてみよう。

PhotoPhoto_2ルリタテハ
わざわざ目立つ道路に留まるのは、ナワバリを宣言するためらしい。翅の裏側は樹木の皮に似せた茶褐色の迷彩色。

Photoヒメアカタテハ
タテハチョウの仲間は触覚の先端が白く、前足が退化していることが特徴だと...


Photo_6Photo_7ツマグロヒョウモン
これもタテハチョウの仲間。ひらひらと舞う姿はとても優雅。


S072ナミアゲハ
アゲハチョウの代表格でもっともよく目に触れる。



Photo_2Photo_2キアゲハ
これも分布範囲が広い。飛んでいると黄色がよく目立つ。



Photo_4Photo_5アオスジアゲハ
高い空を高速で飛ぶ。空色の筋がとても美しい。吸蜜時も翅を動かし続けることが多い。右はホバリング中。


Photoアサギマダラ(9/27追加)
青緑色の和名が〝浅葱(あさぎ)〟だとのこと。
大型でゆったりと飛ぶのが特徴。


Photo_9P9137042_3モンシロチョウ
多分、左が雌で、右の黄色がかっているのが雄。



Photo_10スジグロシロチョウ
どちらかと言えば暗い所にいる。



Photoキチョウ(10/10追加)
外縁に黒い帯があるが、秋型は黒帯が狭いか無くなる。



Photo_3Photo_11ウラナミジャノメ
次のヒメウラナミジャノメより分布範囲は狭く、関東以南のみ。


Photo_4Photo_5ヒメウラナミジャノメ
学名Argus...百の眼を持つ巨人



Photoサトキマダラヒカゲ(9/29追加)
これもジャノメチョウの仲間。少し大きめ。笹類のある雑木林に棲む。成虫は樹液を吸う。眼状紋は小さめでその周りの褐色の輪が厚め。


Photo_12Photo ベニシジミ
1.5cmと小さいがとても美しい蝶だ。小さく地味なシジミの中でひときわ目立つ。この写真のみ昨年春の撮影。夏型の個体は黒っぽくなってしまう。




9137056ウラナミシジミ
翅の後端の黄褐色の模様が洒落ている。越冬できるのは太平洋に面した南向きの斜面だけで、春以降北の方に分散していく。


Photo_13ウラゴマダラシジミ
午後遅く夕方にかけて活発に飛ぶ。



Photo_14Photo_15イチモンジセセリ
セセリチョウ科もれっきとした蝶の仲間だということに初めて気付いた。稲の害虫として知られる。


図鑑のような説明になったが、自分の知識整理のためでもあります。
参照したのは〝フィールド図鑑 チョウ(東海大出版会)〟
この図鑑の写真は有名写真家 海野和男氏と今森光彦氏である。

なお、新しい蝶の写真が撮れたらその都度追加します。
《9/27 アサギマダラ追加》
《9/29 サトキマダラヒカゲ追加》
《10/10キチョウ追加》

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