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2013年12月28日 (土)

〝言葉の歌起源説〟を知る...鳥の歌声にもっと耳を傾けよう

「言葉の誕生を科学する」という魅惑的なタイトルの本を読んだ。
人間が言葉を生み出した瞬間はどんなであったろうか?
岡ノ谷氏(東大教授)は、鳥のさえずりに注目する。鳥のオスはメスに気に入られようと、一生懸命さえずる(歌を歌う)。
鳥のさえずりを分析して行くと興味深い事実がどんどん明らかになる。
☆新しい音が学べる(オウムや九官鳥がよく知られるが、スズメだって真似が上手)
☆少数の要素を様々に組み合わせて複雑な歌を作る
この二つは、人間の言葉の形成にとって基本的に必要だったことと、見事に重なる。
だから、人間も鳥のように歌っていたに違いない。その歌から言葉が生まれた!...と考えるのが「言葉の歌起源説」だ。
さらに、面白く思ったのは(本筋から離れるが)、
☆鳥はメスが居ない時に、練習をして、上達(歌を複雑化)していく。
☆そのうちに抜きんでて上手な一匹が現れる。メスのためでなく、歌うために歌うようになる・・・芸術家の起源?

ほんの一部かついい加減な内容紹介で恐縮です。
この本は科学者岡ノ谷一夫氏と小説家小川洋子氏の対談形式になっていて、言葉の誕生の問題だけでなく、コミュニケーションの問題、心の発生の問題へと広がりと深みを持たせている。興味ある向きはぜひ一読を...
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〝言葉の誕生を科学する(河出文庫 2013/11)〟







この本を読んだせいか、犬の散歩の際、野鳥のさえずりがとても気になってきた。耳をそばだてて聞くと、とても複雑にさえずっている奴が確かにいる。あれは何という鳥か?
写真を撮るようになって、カワセミやオオルリなど、色形の美しい鳥に関心が向いていたけれど、鳥の歌声も素敵なんだなぁ、と今更ながら認識した次第です。
ネット上には「鳥の鳴き声辞典」などと言うのもあるので、鳴き声と名前の照合もできるかもしれない?
思い出したが、数年前に近くの山沿いの田んぼでケリを初めて写真に撮ったとき、その時点では名前が分からなかったが、「ケリ、ケリッ」と鳴いて飛び去ったので、「ケリ」で調べると正に「鳧(ケリ)」だったことを思い出す。

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