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2014年7月に作成された記事

2014年7月26日 (土)

港町オンフルールには素敵な女性画家が!...フランス旅行その9

  
バスを降りて歩いて旧市街に歩いて入って行くと目に飛び込んでくる風景に心底驚く。
小型のヨットが多数停泊している小振りの船溜まり。その周りを、古色蒼然としているがそれぞれに美しい高層の建物がびっしりと取り囲んでいる。異空間というか別世界という言葉がぴったりの場所だ。
ノルマンディのイギリス海峡に面した港町。セーヌ川の河口でもある。印象派の画家たちに愛された街というのは一目見れば理解できる。街を散策してみると、絵を描いている人がたくさん居ました。
画家たちの視線は?
大いなる興味を持って、何を描いているのか垣間見せてもらった。船溜まりの船を主題に描いている人、古い建物を描いている人、カフェの賑わいを描いている人...ところで自分はどんな写真を撮るんだ?絵描きさん達の様子をみているだけで、時間切れになり、写真の枚数はとても少なく、後で後悔したことでした。

12旧市街に入るといきなりこの風景が目に飛び込む
ちょうど昼時、光線はよくない



3船溜まりの最奥から眺める




4旧総督の館付近




6




76_2サント・カトリーヌ教会
フランス最古、最大の木造教会






8旧市街の様子




5旧市街の外の風景




910女性の絵描きさん
残念ながらどこを描いているのか分からず







1111_2男性のお絵描きさん




11_313少し奥まったところから




12カフェやレストランを描いている




Photoオンフルールの市章




Photo_2Photo_3ショーウインドウで








Photo_4ノルマンデイ橋
斜張橋として建設当時(1995)世界最大だった
セーヌ河口に架かる
バスの車窓から

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2014年7月20日 (日)

アルルでゴッホゆかりの場所を訪ねる/オルセーでは〝古靴〟に注目...フランス旅行その8

ゴッホはアルルに15か月しか居なかったが、生涯で最も充実した作品作りを行った時期だった。しかし、精神状態に問題が生じ、例の耳切り事件も起きた時期で、ゴッホの足跡をたどるのは、少々気が重い事でもある。
ツアーの訪問先には、当然のようにゴッホが入院したアルルの精神病院「エスパス・ヴァン・ゴッホ」および近郊サンレミの精神病院「サン・ポール・モゾール修道院」が含まれていました。
生涯の名作の一つ「星月夜」もここサンレミで生まれているわけで、やはり見ないで行き過ぎることはできないのですね。

そんな中で、「アルルの跳ね橋」の現場はとても気分が良かった。絵と同じく真っ青な空の下、どこまでも広がる農地を縫って流れる小川、そこに架かる複雑な構造の跳ね橋...当時のものではないが見事に再現されていました。

話は飛ぶが、最終日にオルセー美術館に行くと、たまたまゴッホの特別展をやっていました。「跳ね橋」もありましたよ(ゴッホは何枚も描いているのでどのヴァージョンかはわかりません)。サイズは小さめだったが、見る者に与えるインパクトはやはり凄いものがありました。

実は、この特別展でもっとも時間をかけて眺めたのは「古靴(1886)」でした。ゴッホにしては地味なこの絵、哲学者ハイデッガーが取り上げて「芸術作品の根源」という論文を書いています。

『ゴッホのこの絵画は目の前にある農夫靴を単に模写することに成功しているから優れた作品なのではなく、農夫靴の本質が再現されているからである。農夫がこれを履いて労働し、穀物を得、悲喜こもごもの生活をしている・・・いわば大地との関連がここにあらわにされている・・・』

こんな調子で始まり、翻訳本で120ページほど、彼の芸術論(いや結局のところ、存在論)が展開されます。もうずいぶん前(2006年)になりましたが、朝日カルチャーセンターでこれを丁寧に読んでいくと言う講座を受けたことがあったのです。
オルセーでこの絵を唐突に目にしたとき、ビクッとするとともに、何とも言えない懐かしさも感じました。
(2006/4/6ブログ 芸術作品の根源・・・ハイデッガーを読む →こちら

1_21〝アルルの跳ね橋〟再現場所で





2239黒塗りの橋をゴッホは敢えて黄色に変えた




34のどかな周辺の様子




56エスパス・ヴァン・ゴッホ(精神病院)




7中庭は当時と同じように花でいっぱい




8耳なしゴッホ








910サン・レミの精神病院




10_2




111ここで「星月夜」が描かれた




11_211名作「夜のカフェテラス」の現場







PhotoPhoto_7アルル市街の様子
共和国広場
オベリスクの左に市庁舎
右にサントロフィーム教会(サンチャゴ巡礼路の一つ)
Photo_8Photo_9アルルの優雅な街並み
(古代劇場前)




《パリ オルセー美術館にて》
Photo_5Photo_6昔、駅のホームだった事がよくわかる
ゴッホ特別展の案内が見える






12オルセーで見たゴッホの「古靴(1886)」




Photo_10M.ハイデッガー
〝芸術作品の根源〟

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2014年7月16日 (水)

ロワール渓谷古城めぐり(代々の女性城主が美しさに磨きをかけたシュノンソー城)...フランス旅行その7

ロワール渓谷には300を超える古城が残っていると言う(城が点在する280Kmの間が世界遺産に指定されている)。初期(中世)には、軍事目的の城砦として建造され始めたが、次第に宮廷として政治を司る重要な場所となって行った。
ツアーでは、ブロワ城、シャンボール城、アンボワーズ城、シュノンソー城を訪れた。それぞれに、建築上の特徴、歴史・政治的な意味合い、居住した王族たちの物語があり、深入りすれば興味は尽きない。ここでは、外観が美しく、つまり写真映りの良いシュノンソー、シャンボールのみを掲載しました。

≪シュノンソー城≫
フランスの城で最も観光客が訪れるのは、ヴェルサイユに次いでこの城だと言う。その外観の例えようのない美しさは何処から来るのか?
なんとこの城は川を跨いで橋のように作られているのです。(ロワールの支流シェール川のこの場所には元々製粉所があって、その跡地に城を建設した)
そしてその居住主は、13世紀から16世紀まで、6代にわたって女性だった。彼女たちがこの城の美しさに磨きをかけのだ。
さて、どうやってこの美しさを写真に捉えようか?岸辺の石造りの手摺から乗り出し、落っこちそうな格好で撮った。観光客がそれぞれ乗り出すから、写りこまないようにより遠くへ!
その時、城前の水面にカヌーが一艘現れる。乗っている二人がカメラを構える。ウヌヌ...それはないぞ!
0美しきロワール川




Photo20texte20de20prsentationシュノンソー城の上空からの俯瞰
川を横断して城が作られている
(Wikipediaより)


21この美しさを見よ!
カヌーの人たちはどんな風に撮れたんだろう?



34別の角度から見る




Photo41城内の雰囲気








5敷地内で見つけた黄色の花
時折見かけるが名前不詳



≪シャンボール城≫
フランス王フランソワ1世のために作られたロワール渓谷最大の城ですね。狩猟用の離宮だと言うが、高さ56m、440の部屋、ダ・ヴィンチの設計した螺旋階段などを含む壮大・華麗なものだ。
この城の敷地面積はパリ市の大きさに匹敵し、広大な森林公園を持つ。この公園の一角、城を目の前にしたオープンレストランで昼食をとる。何とも贅沢なひと時!
城の前(後ろ?)のどこまでも広がる芝生ではどこかの学校の生徒達がグループでゲームをしていた。
Chateau_chambordシャンボール城を上空から俯瞰(Wikipediaより)




6162こちら側が顔になるのだが、工事の仮設備が邪魔になる




6反対側
広い芝生でゲームする学童グループ



Photo_3昼食のオープンレストラン




8お堀端の赤い花
水面の反射光が印象的



  ☆   ―――   ☆
Photo_2これは同日朝の散歩で撮ったラベンダーです


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2014年7月12日 (土)

〝ローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガール〟と〝♪輪になって踊ろ♪のサン・ベネゼ橋〟...フランス旅行その6

古都アヴィニョンとその近傍で二つの対照的な〝橋〟を見た。
ひとつは、世界遺産の水道橋ポン・デュ・ガール。2000年前にアヴィニョン近傍に存在したローマの都市ネマウススに水を送るための施設だった。水源から延長50Kmを落差僅かに12mで水を流すと言う高度な技術で造られた水路の、ガール川を渡る部分ですね。高さ49m、長さ275m、三層アーチ構造。
バスが近づき、最初に目にしたとき、その圧倒的なスケールと優美な姿に大きな感動を覚えました。
時間があまりなかったが、水面を入れて写真を撮りたいと、小走りに土手を下る。石だらけの水際に到達すると、とりあえず1枚。たまたま其処には数人の若者が居て、動画撮影をしていた。川の中ほどには水着姿の男女も見える...

古都アヴィニョンには、「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろ...」と童謡で有名なサン・ベネゼ橋がある。大河ローヌ川に架かるもので、本来は全長920m、22連のアーチの長大なものだったが、度重なる洪水で流され今は写真の通り...
そして、橋のたもとにはラベンダーが咲いていた...皮肉にも!(午前中に訪れた、ラベンダーに埋まっているはずのセナンク修道院は全くの蕾の状態だった)

《ポン・デュ・ガール》
PhotoPhoto_4水面レベルからの撮影
最上層のアーチの上が水路
最下層のアーチの上は馬車が通れる道路


Photo_5Photo_6橋の上を歩く




Photo_2Bokasi撮影中の人たち





《サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)》
Photo_7途中で消えるのは何とも不思議な感覚




Photo_8ラベンダーが美しかったが写真での再現は難しい




Photo_9アヴィニョン古絵(法王庁宮殿内に展示のもの)
1700年(最初の建設は1190年)頃の様子を描く。すでに橋は破壊されている。しかし、アヴィニョンが立派な都市であることがよく分かる。

《法王庁宮殿》
中世の一時期(1309~1377)、ローマ法王がアヴィニョンに住んでいた。フランス王の圧力によるもの。したがって、立派な宮殿が残っていて、アヴィニョンが世界遺産に指定されているゆえんなのだ。
Photo_10Photo_11左隣の黄金のマリア像がのっているのはノートルダム・デドン教会、右側が法王庁宮殿



Photo_12犬を連れた髭のおじさん
カッコイイので撮らしてもらう(法王庁内部ですよ)






Photo_13〝描かれた窓〟
法王庁近くの裏街で...
説明不能!


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2014年7月 7日 (月)

オルセー美術館で見たWinslow Homer の〝夏の夜(Nuit d'ete)〟が忘れられない...フランス 旅行その5

ツアー最終日には、オルセー美術館とルーブル美術館へ行った。私はそれぞれ3回目でだったので、 ゆったり構えて、好きな絵だけじっくりと見た。
オルセーではゴッホの特別展をやっていて、これはこれで 凄かった。
しかし、今回、もっとも熱心にというか、うっとりと眺めた絵は、Winslow Homer の〝夏の夜(Nuit d'ete)〟でした。
大好きなモローの〝オルペウスの首を抱くトラキアの娘〟を見てそのまま3~4枚進むと、人が滞留して いるところがあった。そこにあったのがこの絵。
「月の光が穏やかに照らす浜辺で女性が二人踊っている。その後方、海寄りに4~5人の女性のシルエ ットが見える。波立つ海面は月光が反射し美しくきらめいている。」
そう言えば以前にもこの絵を感心して眺めていたっけ。当時は、まだ写真はやっていなかった。写真で 撮れそうで絶対撮れないイメージ。だから引き込まれるのか?

帰国してからネットで調べていると足立区綾瀬美術館のブログにこの絵の説明があった。
「オルセーの逸品…実物は海面がきらきらと輝いて得も言われぬ美しさ…」
その通りだと思う。実物と写真や画集などの複製イメージとがこれほどまでに違うケースは珍しいのでは ?

写真を撮っていると、常に光源の位置が気になる。
この絵では手前上方に月があると思われる。海面が きらめくのは、荒々しく波立っているからだ。それにしても、浜辺の先の方に坐している人たちがシルエッ トになっているわけは?多分、踊る二人を際立たせるためだろう。絵画は便利だなぁ...などと考えな がらかなり長い時間眺めていました。
帰国後、ネットでイメージを探してみたが、実物を想像できるものは皆無。あの感動を再び味わいたけれ ば、やはり、オルセーへ行かねばならないか...もう一度。

Nuit_d_eteWinslow Homer の〝夏の夜(Nuit d'ete)〟
(1890)

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2014年7月 6日 (日)

モンサンミシェルの真っ赤なポピー、Rに捧げる...フランス旅行その4

〝モンサンミシェル〟と言えば、誰しも海に囲まれた島の上の修道院を想像する。しかし、連絡道路敷設の結果、近年は満潮時でも完全な島にはならないようだ。それでも満潮時の方が見応えがあるのはまちがいないことだから、ツアーの日程をこれに合わせるにしくはない。残念ながら今回は条件が全く悪いということは充分承知していた。それもそうだが、元々モンサンミシェルでどんな写真が撮れるというのだ?

昼間、島内を観光した。周囲900mの小島の中に、修道院とともにホテル、レストラン、みやげもの屋がぎっしりと詰まっている。ただの岩山に966年から建築がはじまり、時代を追って様々な建築様式の建物が折り重なるように造られたから、とても複雑で、立体的な迷路のようである。巡礼の人々にとってはまことに聖なる場所。こんなに観光客が押し寄せてよいものだろうかと、少々気になった。

ホテルは対岸の小さな川の河口に位置し、すぐ前の河口堰の上がモンサンミシェルの絶好の遠望ビューポイントになっている。夜景がきれいだという話で、9時半ごろに河口堰に向かう。
確かにモンサンミシェルのピラミッドが大きく、手に取るように見えた。夕日に照らされて少しだけ赤くなり、そして空が暗くなる10時過ぎからぽつぽつと島の建物に明かりがつき始めた。

「手前に蛇行する川を入れて撮る」「夕暮れの赤色を強調する」などの工夫をしても、モンサンミシェルのピラミッドだけでは詰まらない!人物を入れたいが、観光客では仕方がない。
もう帰ろうと動き出したとき、シスターが二人近づいてきて、私の真ん前に座った。ここが一番良い場所だと分かってのことだろう。こんなチャンスは滅多にない。慌てて、レンズを替え、絞りなどを調整して、シスター二人とモンサンミシェルのピラミッドの両方がうまく写るように試行錯誤。さらに二人の表情を見ながら、数枚撮る。背景が白っぽいのが難だが、今日一のショットだろう、と一応満足。

翌朝、朝食前にカメラを持ってホテルを出る。川の土手をモンサンミシェルの方に向かい、今度は河口堰と反対に右の野原が広がる方に曲がった。何か野花は無いか?最初は花だけを撮ることを考えていたが、花の時期は過ぎていてめぼしいものは見つからない。
帰ろうと思ったとき、10mほど先のちょっとした土塁の上に赤いものがポツンぽつんと見える。ポピーだった。カメラを構えしゃがんだとき、モンサミシェルのピラミッドが目に入る。そうだ、両方を写真に収めよう。
それからが難儀だった。ちょうど良い位置関係にするためには這いつくばらざるを得なかった。シャツは朝露で濡れ、パンツには泥がついてしまった。花の大きさ、ピントの調整も一苦労...
このショットは、花の好きなRに捧げます。

1二人のシスターとモンサンミシェル
(21:15)



23481真っ赤なポピーとモンサンミシェル
(翌朝6:40頃)



44905カタツムリまで写っている








67326車窓から撮る
モンサンミシェルに近づくと最初に見える風景



8以下、河口堰で撮ったもの
〝カモメ飛ぶ〟
(21:00)


9〝夕焼け〟
(22:10)



10〝ライトアップ〟
(23:00)



1211島の最高点にて







PhotoPhoto_2チョー狭い街路
ちょうど昼時で、レストランでは名物のオムレツづくり
(とても美味しい!)




1514396島からの眺め
遠くに小さく河口堰(橋)が見える


(注;PCの場合、写真はクリックで拡大できます)

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2014年7月 5日 (土)

世界遺産ミディ運河に夢中になる...フランス旅行その3

今回のツアーの訪問先リストを初めて見た時、へぇ~、そんなところがフランスにあるのかと驚いたのが〝ミディ運河(世界遺産)〟だった。
300年以上も前に、フランスのど真ん中を地中海から大西洋まで運河で結ぶと言う大プロジェクトが成就していたなんて。シルクロードなどに通じるロマンを感じたものでした。
総延長360Km、途中には当然、地形に応じて運河橋、トンネル、標高差を吸収する閘門が多数作られている。我々が訪れたのはカルカソンヌの閘門付近だった。二つの水門とその間の船溜まりを利用して、2mほどの標高差を船が超えていけるようになっている。今は観光船しか通らないから、その操作風景はのどかなものだった。
(この地域のワイン生産がこれほどまでに拡大したのはこの運河のおかげだったとのこと。)

運河はホテルのすぐ傍だったから、夕方、もう一度、一人で行ってみる。、光の加減で運河がとても美しく見えた。家族連れやサイクリングの人たちが運河べりで遊んでいる。
平和そのもの。
(注;パソコンの場合はクリックで画像を拡大できます)

Canaldumidi_map運河ルート図(Wikipediaより)




1457水路が広がった部分が船着き場になっている



24643649
運河の標準的な幅はこんなもの
ひっきりなしに船が


4471カルカソンヌの閘門に向かう




5閘門の中の観光船は満員




7437Photo水位の調整はけっこう速い
見慣れない光景なので興味津々







84556451




104449442操作は一人で







11487プラタナスの並木に包まれた美しい水路




1349014493運河べりで遊ぶ
子供のシルエットが可愛い



15Photo穏やかで幸せな〝時〟が流れる


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2014年7月 3日 (木)

世界遺産カルカソンヌで巨大城壁のライトアップを撮る...フランス旅行その2

ツアーの予定を見ると、カルカソンヌでは城壁のライトアップ見学が組み込まれていた。さて、写真はう まく撮れるだろうか?
本来なら三脚が必要だろうが、本格的なものは元々所有していないし、そんなもの を持っていくつもりは根っから無かった。手持ちでISO感度を上げて対応するしかないか。 オリンパスOM-D E-M1の能力は如何ほどか試すに良い機会とも思った。

この時期、フランスの日没はとても遅い。緯度が樺太あたりだから当然だ。ようやく暗くなり始めた22時過ぎにホテルを出て、城壁を見通せる場所を目指す。そこは付近を流れるオード川の脇流に架かった橋 の上で、城壁から300m程度とちょうど見やすい位置だった。
僅かに青みが残る夜空を背景にオレンジ色に輝く長大な帯が広がっていた。シンプルなライトアップで、 それが却って美しさを生み出しているようだった。
何事も肉眼でみるにしくはないのだが、敢えて写真を撮る。F2.8のレンズ、ISO2000で1/30~40 秒が確保でき、なんとか見れる写真が撮れた。デジタルカメラの進歩は素晴らしいの一言!
(注意;本サイトはできれば画面の大きいパソコンでご覧ください。写真が拡大できます)

Photo全景はこんな感じ


520512200mm望遠で




514スナップ派としては人物を一緒に撮りたい




Photo_4ここだけなぜ赤いの?




Photo_3Photo_2帰り道で
夜は何もかもロマンチックにする




夜景はこれくらいにして昼間の様子も少しばかり。
「歴史的城塞都市カルカソンヌ」が世界遺産登録名で、フランスでは、モンサンミシェルに次ぐ観光名所になっているとのこと。
全長3Kmの城壁の中にコンタル城とサン・ナゼール聖堂を持つ。

Photo_6Photo_5城壁の上を歩いた




Photo_7




Photo_9Photo_8城壁からの眺め





Photo_10城塞の模型



Photo_11Photo_12サン・ナゼール聖堂








3Photo_16ステンドグラスが美しかった
(ブレていますね)



Photo_13Photo_14連日30度近く、アイスクリームが美味しかった
犬を見ると触りたい誘惑に駆られる

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2014年7月 1日 (火)

セザンヌの故郷エクサン・プロヴァンスにて...フランス旅行その1

このツアーに参加を決めた時、セザンヌが生涯をかけて80枚余りも描いた、あのサント・ヴィクトワール山を実際に見ることができると、大きく期待が膨らんだ。
しかし、エクサン・プロヴァンスの街を観光し、セザンヌのアトリエも訪ね、ローヴの丘でいざ、サント・ヴィクトワール山を眺める段になって、小雨が降ってきた。これはヤバいと思ったとおり、山は霞んで薄っすらとしか見えなかった。
それでも、そのセザンヌの絵に見る山容の特徴は把握でき、晴れていたなら、絶景だったろうと想像できた。
やや落胆してホテルに入る。翌朝、目覚めて窓を開けると快晴だった。そして、なんと!向かいの建物の上に巨大な山の天辺が少しだけ見えている。傾いたピラミッドの形。まぎれもなくサント・ヴィクトワール山だと、直感した。
ここから見えるなら、近くの高台へ行けば全体像が見えるかもしれない。カメラを持ってホテルを飛び出す。先ず右の方の高台を目指すが街に入ってしまって見晴らしが全く効かない。次に直角方向へ。これは林の中に入ってしまう。最後に無駄だと思ったがどんどん下って行く左の道を7~800m行って、後ろを振り返ると、見える!
もちろん、セザンヌの描いたポイントとは違うのだが、孤立した堂々とした山容に魅了されるとともに畏敬の念を感じた。セザンヌが描いた理由が納得できた。

Photoこれはフィラデルフィア美術館所蔵のもの
山の姿が分かりやすい



Photo_2ツアー中、ローヴの丘で
小雨に煙るサント・ヴィクトワール山



Photo_8翌朝、ホテルの窓から見える!



Photo_3Photo_4ホテルから出て全体が見える見える場所を探すこと小一時間



Photo_5ド・ゴール広場のセザンヌの像







Photo_6Photo_7セザンヌのアトリエ
内部は撮影禁止



Photo_9Photo_10サン・ソヴール寺院
セザンヌが参拝に訪れ、葬式もここで
右は舗道のプレート





Photo_11エクサン・プロヴァンスは噴水の街でもある



Photo_15小雨にしっとりと濡れる街
中央はるか遠くの人影に注目



Photo_13Photo_14フランス流の雨のしのぎ方!?






続く...
(15日間のツアーだったが、そのうちのほんの一部だけ、気ままに書きます)

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