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2017年2月18日 (土)

鶴舞公園でキセキレイに出遭う...岩づたふ黄の鶺鴒の影見れば 

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冬。冷たく、緑も無く、イベントも少なく、気持ちも沈みがちになる季節。
でも、いいこともある。例えば星空が綺麗なこと。だから前回、北極星周りの星の軌跡撮影を取り上げた。
も一つ、いろんな野鳥に出会える貴重なシーズンでもある。春から秋には野山に、あるいは遠くアジア大陸へと拡散して暮らしている彼らが、冬には日本の人里近くに集まって来る。
2日前の木曜日。この時期としては暖かく好天気だったので、オリンパスのコンパクトな超望遠600mmを携えて、名古屋市の鶴舞公園へ。ここは都会のど真ん中だが、年中、何がしかの野鳥を見ることができるのだ。
この日の収穫はキセキレイ(黄鶺鴒)でした。
ハクセキレイ、セグロセキレイはいつも身近に居て、よく目撃する。ただし色彩は灰色ないし黒っぽく、魅力に欠ける。
これに引きかえ、キセキレイは胴体(冬は下腹部のみ、夏季は腹部全体)が黄色でとても美しいのだが、なかなか目にすることが出来ない。それは、彼らが春から秋は山の渓谷で暮らしているからだ。冬になると彼らの方から近づいてくる。
と言っても、私は初めて写真に撮った。

鶴舞公園のほんのささやかな渓谷風水路でヤツをみつけた。尻尾をリズミカルに振り振り、せわしなく飛び回る。腹部の黄色と背の黒色のコントラストがひらめき、とても印象的。意外に近くまで来るのだが、逆にファインダーの枠内になかなか収まらない。
ようやく撮れた写真がこれです。
現場で実際にヤツと出逢った瞬間のトキメキ。そしてカメラに収めようとの緊張と興奮の数分。至福のひと時でもある。

キセキレイに関してこんな短歌がありますね。

岩づたふ黄の鶺鴒の影見れば 冬の明かりぞ澄みとほりたる(北原白秋)

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