カテゴリー「趣味」の記事

2007年2月 4日 (日)

洋蘭...写真...感受性

久しぶりにランを見に、「ランの館」へ行った。
若い頃、洋蘭に凝ったことがあった。30年ほど前のことであるから、まだ貴重で珍しいものであった。おびただしい種類があり、花の形と色も千差万別。知れば知るほど、その奇妙さ、自然の不思議さに魅惑され、虜になった。
温室が無くても栽培できるデンドロビュームから始め、いろいろやってみたが、そのうちにパフィオ・ペディラムが特に好きになり、小さな温室を造って、これを専門に栽培するようになった。10年以上やっていたと思うが、ある時、ぷっつりやめてしまった。仕事も生活も忙しくなった所為もあるが、ランに対して始めた頃ほどの熱い想いが無くなってしまったのだ。熱しやすく醒めやすい性質と言えばその通りだが、ランから受けた当初のインパクトがあまりにも強かったことの反動であったろう。

パフィオ・ペディラムは洋蘭の中ではずっと地味な方であるが、形や模様が独特で、面白味がある。特に原種の野性味が好きだ。

10年ほど熱心につきあったあと、憑き物が落ちたように醒めてしまって、その後、洋蘭を見てもさほど興味が湧かなくなってしまった。歳を重ねているうちに、俺も感受性が無くなって来たか、と思っていた。
しかし、本格的に写真を始めてから、再びランに興味が出てきた。もう一度、何か栽培してみたい気もあるが、犬を飼ったし、しょっちゅう旅行に出かけるからやめておいた方が無難だ、と自分に言い聞かせている。

ランの館は随分前に出来たが、私が行くのは初めてで様子が分からなかった。パフィオの原種があれば是非写したいと思っていたが、交配種主体に幾つかあっただけで、拍子抜けだった。それでも、種名は確認しなかったけれど、面白い花が幾つかあり、どのように写そうかと撮影(!)を楽しむことが出来た。少し筋が違うが、感受性そのものはまだ健在のようだ。

S_32S_33パフィオ・ペディラム 。この地味さがいい。




0003s0007 種名は不明。文句なしに美しい。




0008s0009s これでもラン!




S_34おまけ。
中庭(パティオ)にあった猫の飾り物... 

S_35おまけのおまけ。
温室の中で行なわれたイベントのための、ペルー人グループの下打ち合わせ。


(参考)ランの館の説明はこちら→ http://www.rannoyakata.net/annai/kannai/kannai.html

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2006年9月19日 (火)

ニコンD80撮り初め

台風の影響でぐずついた天気が続き、ニコンD80の撮り初めが遅くなってしまった。とりあえず草花の写真を2枚掲載しましよう。

1枚は名古屋の鶴舞公園の蓮池で撮ったもの。この時期は公園へ行ってもあまり花が無く、ぐるぐる周っているうちに、木立の間から、空色の広がりが見え、何だろうと近寄っていくと蓮池でした。見事に成長し、池をびっしり埋め尽くしていました。こんなに空色に見えるのは曇天だったせいでしょうか?写真を撮るということは、自然を見つめ直すということなんだな、と思い知ったことでした。

もう一枚は、我が家の庭にある吊り花。今年もたくさんの実をつけ、ここ数日で一斉に実がはじけてきました。実自体が長い柄で垂れ下がっているが、真っ赤に熟すと、はじけて中のタネが更に垂れ下がるという、二段構えになっているところが面白い。
吊り花の属するニシキギ科について、平凡社の百科事典に面白い記事が出ていたので、紹介しましょう。
『室町時代の《格臥抄(あいのうしよう)》には,陸奥国の風として,恋文を書くかわりに,枝を1尺ほど切っておもう女の家の門に立てたとある。女は承知のしるしにそれを家に取り入れ,取り入れぬ場合は拒絶を意味した。だが,それでも男が立て続け,千束に達すると恋が成就する場合もあった。』
先代のコーギー犬バスターは、この実が大好きで、いつもジャンプして食べていたことを思い出す。ウォータンは今のところ関心を示さず。

ところで、8月28日付けで、ニコン対ソニー、キャノンの比較記事を書きましたが、キャノンの新機種を間違えていましたので、ここに訂正させて頂きます。
EOS-5Dは1,280万画素ということで、既発売の上級機種であり、比較対照とすべきではありませんでした。キャノンの同クラス機種はEOS Kiss Digital X (1,010万画素)で、 9月8日に発売されました。

なお、ペンタックスK10D(1,020万画素)が10月末に発売されるようで、このクラスの競争は熾烈を極めてきました。

_010ver1
鶴舞公園の蓮池

葉の表裏でこんなにも色が違うのですね。


S
ツリバナ(吊り花)…自然の造形の妙。
ニシキギ科。紅葉もきれいです。
ただし、花は小さく目立たない。





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2006年9月16日 (土)

ニコンを持って西国33ヶ所巡りに出よう!

ニコンD8018135mmF3.55.6キットを入手しました。この標準レンズは広角(35mm版換算27mm)から望遠(同200mm)までかなりの幅があるので、これ1本で何でも写せそうな感じである。それでいてコンパクトで軽量だから、海外旅行に持って行くには重宝だろう。値段も安い。ということで、このキットの方に人気が集まっていて、販売店によると、15日発売日には予約分のみしか入荷せず、後続入荷はいつになるか、メーカーも言わない、という状況のようです。
しばらく、これ1本でいろいろ撮ってみて、追加の交換レンズとして何が欲しいか探ってみることになる。現時点では、花などのクローズアップ写真を撮るためのマクロレンズ、大きな建物や広大な風景を撮るための超広角ズームが必要かな、と考えている。
さて、何を撮るか?その方が問題である。とりあえず日常生活の範囲から始めて、そのうちに、少しばかり遠出も必要だろう。

家内が亡くなった後、西国33ヶ所めぐりをしたが、まだ現役だったから、全部周るのに2年近くかかった。月1回、1~3箇所を巡るというのんびりしたペースだったが、これが結果的にとても良かった。季節がどんどん変わるから、京都、奈良の名刹の四季折々のたたずまいに出会うことができたのです。あの時は、精神的に落ち込んでいたので写真など撮る気も無く、ただ、ただ、眺めていたが、次第次第に日本の風景や草花が何と美しいことか、と気づき始め、これは写真に撮って見たいな、と何度も思ったことでした。
この記事を書きながら、回った寺々の姿を思い出すと、急にもう一度行ってみたいとの思いが募ってきました。
そうしよう!今度はニコンを持って。あの時と同じように月1~
2回のゆったりとしたペースで。そうすれば日本の四季を撮ることが出来よう。

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2006年6月27日 (火)

パイオニアの旗艦モデル・スピーカー試聴会に参加

日曜日に大須アメ横にて開催されたパイオニアのスピーカーの試聴会に行ってみた。ここの2階にあるオーディオ店でスピーカーとアンプを買って以来、試聴会の案内をよくもらうようになったが、実際に参加したのは始めてです。
4階の特設会場に行くと、パイオニア社員が4名居て、椅子席が10数席用意されていました。前面には、同社の旗艦モデル・スピーカーS-1EXとその簡易型S-2EXがセットされている。
S-1EXはトールボーイ型のかなり大きなモデルである。エンクロージャーが一風変わっていて、上部ほど後ろに下がる斜めに傾斜したスタイルである。しかもスピーカーが並ぶ前面は三日月に顔のようにきれいなカーブを描いている。これにより、スピーカー筐体の重心が内よりとなり安定度が格段に良くなって、振動特性に好影響を及ぼしているとのことであった。カーブになっているのは、リスナーまでの距離を考えてのことだというのだが、多分にデザイン面だろうと思った。つや消しの真っ黒な色彩は異様な感じも受けるが、このデザインに合っているかも知れない。デザインはフランス人に担当させたとのこと。

試聴会の内容は、スピーカーの技術的説明、各種音源の試聴、質疑応答、併せて90分。ここではあまり技術的なことには立ち入らないようにしよう。
私としては、どんな音楽を聞かせてくれるのか、むしろ、そちらの方に興味があった。

女性ヴォーカルは、ジェニファー・ウォーンズ 男性ヴォーカルは不明
クラシックは、パガニーニのヴァイオリン協奏曲、ストラビンスキーの曲、室内楽
ジャズはアートペッパー。
フュージョンでは、チャーリー・ヘイデン(ベース)&パット・メセニー(ギター)

試聴会だからぶつ切りに聴くのだけれど、結構楽しめました。ジェニファー・ウォーンズは後で知ったのだけれど、この種の試聴会で良く使われるのだそうだ。とてもよい声だから1枚持っていてもいいなと思った次第。
何よりも気分が良かったのはパットメセニーが採用されていること。私が大好きなアーティストで昨年の来日公演にも行ってきたほど。これなら私のシステムとの聴き比べが出来ます。
試聴の印象。さすがに圧倒的なエネルギーを感じます。音質の点では非常に素直、逆に言えば全く個性を感じなかった。パイオニア側からの説明でも、どんな音源でも素直に再現するよう余分な加工は完全に排除しているので、JBLのジャズ向き、タンノイのクラシック向といった偏りはないとのことだった。
また、音の定位というか音像のクリアさは抜群の筈だとの説明があった。それにはパイオニアのフェーズコントロール技術が効いているという。今後のマルチチャンネル再生に威力を発揮するというのだが。(ここで、メーカーとしてはマルチより、先ず2チャンネル再生の技術を熟成させることが先決だ、と言う意味のコメントあり)
高級スピーカーは外国製が強く、各国でその国の好みに応じた音作りが為されているが、パイオニアとしては特に手を加えずこのまま世界に出したいとのことであった。それだけ自信があるのでしょう。なお、国内では評判がよく、売れているらしい。(S-1EXは1セット100万円)
試聴者は7~8名だったが、その内二人はかなりのマニアで、、専門的な質問も多数あった。どの世界にも達人的な人が居るものだと、いつも感心するのですが、メーカーもこういう人達の存在があるからやる気が起こるのでしょう。今では日本で本気に高級スピーカーを造っているところがほとんど無くなって来たから、頑張ってくださいよ、パイオニア殿!

S1ex_1
パイオニアのS-1EX
詳細仕様はパイオニアホームページ参照
大きさのみ表示すると
422(W)×1283(H)×609mm(D)  66.0Kg(1台)

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